ナシオン広場:国際機関の取り組みを象徴

建造物
ナシオン広場:国際機関の取り組みを象徴

ナシオン広場にあるものすべてが、より良く、より正しい世界を実現するための国際機関の取り組みを彷彿させます。広場を散策するだけでも、特別な体験になるはずです。

2007年に作られた石畳のナシオン広場では 国連加盟国から運ばれてきた花崗岩の帯の「国際的な」地面が、ジュネーブの歩道で使われている「中立的な」グレーのコンクリートと交互に敷き詰められています。この地区に拠点を置く国際機関を象徴する84の噴水から成る巨大な噴水の水は、まるで戯れているかのよう。この広場では集会も多く開かれるため、集会時には噴水の水は止められます。

広場でひときわ目を引くのは、高さ12mの彫刻「壊れたイス(Broken Chair)」。彫刻家のダニエル・ベルセ製作のこの彫刻は、対人地雷を禁止する協約の締結を世界各国に訴えるために、ハンディキャップ・インターナショナルの依頼により1997年に制作されました。

3本の脚だけで立ち、4本目の脚は半分の高さで折れているイスの彫刻は、対人地雷の被害者を強烈に思い起こさせます。パレ・デ・ナシオンの入口を囲む2対の壁は、2009年と2012年に画家のハンス・エルニが製作した平和をテーマにしたモチーフで飾られています。国際機関が集まる地区の中心にあるナシオン広場で、衝撃的な世界に浸ってみては?

ナシオン広場(L'esplanade des Nations)
Place des Nations
1202 Genève