パリの最高級ショコラティエが創造性を競う合う時

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パリの最高級ショコラティエが創造性を競う合う時

パリの左岸側では、チョコレートが斬新な味と形へと変化し続けています。私共がセレクトした、とても斬新なパリのショコラティエをご紹介します。

パリの最高級ショコラティエが創造性を競う合う時

パトリック・ロジェ、チョコレート界のロダン

マドレーヌ広場にあるショップでは、チョコレートでできた実物大のオランウータンが、行き交う人々の目を引いています。高級カカオが君臨する世界の番人、パトリック・ロジェのショップへようこそ。2000年にMOFの称号を獲得し、ロダン美術館で『味のある彫刻』も展示されたパトリック・ロジェ。美術館の再オープンを記念し、オーギュスト・ロダンの『バルザック像』を、パトリック・ロジェのオリジナルバージョンで作り上げました。高さ約4メートルにも及ぶ、すべてがチョコレートでできた彫刻の制作には450時間を有しました。ショコラティエ、パトリック・ロジェはソーにあるアトリエから発信する、グルメな創造性を競い合い、彼の熟練チームと共に、キャラメル風味のプロヴァンス産の素晴らしいアーモンドチョコレートを作り出しています。もちろん、彼の「看板商品」、ライムの程良い酸味と甘美なキャラメルが調和した半球型のドーム、『アマゾン』もお忘れなく…

パトリック・ロジェPatrick Roger
3 place de la Madeleine
75008 Paris
+33 (0)9 67 08 24 47
patrickroger.com/

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パリの最高級ショコラティエが創造性を競う合う時

ジャン=シャルル・ロシュー、ディテールの達人

ギー・サヴォワの弟子でもあった、ジャン=シャルル・ロシュー。リュクサンブール公園からも程近い、すべて木と鏡で作られた彼のショップの店内に入ってみてください。かつての「驚異の部屋」(珍品を集めた陳列室)のような店内には、クロコダイルや野ウサギ、庭の小人など、チョコレートの彫刻が鎮座しています。彫刻での完璧な表現を目指し、ディテールの天才ロシューは、唯一無二の形を作り上げる手法でチョコレートを製造しています。もちろんチョコレートの風味も忘れてはいません。ピエモンテ州、アルバの白トリュフ風味の驚異のチョコレートや、キイチゴ、ヘーゼルナッツやチョコレートなどのペーストをご賞味ください。さらに、ベストセラーと言えば、賞味期限48時間の『土曜日限定タブレットチョコレート』があります。生フルーツをカカオ含有率70 %のブラックチョコレートで包んだ、限定チョコレートです。カカオの風味が好きな方にはご馳走の一品。

ジャン=シャルル・ロシュー(Jean-Charles Rochoux
16 Rue d'Assas
75006 Paris
+33 (0)1 42 84 29 45
jcrochoux.com/

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パリの最高級ショコラティエが創造性を競う合う時

サダハル・アオキ、風味の案内人

日本での若き時代から、サダハル・アオキは素晴らしい味を作り出してきました。1990年代にパリに店を構え、日本で培った技術と共にフランスのチョコレートを高尚なものに作り上げています。ヴォジラール大通りの初のショップオープン以来、今日に至るまで、多くの人々を魅了し、抹茶、柚子、ワサビ、餡子などの代表的なフレーバーで、チョコレートに新たな価値を見出しています。『コフレ・マキアージュ』をぜひお試しください。メイクアップパレット風のチョコレートボックスが、ホワイトチョコレートのガナッシュが入った『バンブー』などをはじめ、いくつもの洗練された深い味わいを堪能させてくれます。まさに味覚の旅をしているかのようです。

サダハル・アオキ(Sadaharu Aoki
35 Rue de Vaugirard
75006 Paris
+33 (0)1 45 44 48 90
sadaharuaoki.com/

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パリの最高級ショコラティエが創造性を競う合う時

ジャン=ポール・エヴァン、斬新なマリアージュの名人

まさに味覚のアジテーターとも言えるジャン=ポール・エヴァンは、アペリティフ向けチーズ入りショコラで一躍有名になりました。組み合わせには味を引き立たせるために、ドライフルーツ、ハーブ、スパイスなどが使用されています。ジュラ地方のワインと共にシェーヴルとヘーゼルナッツのボンボンショコラをぜひお試しください。不思議にも調和した、繊細な味わいを体験できるに違いありません。フォーブール・サントノレ店にて、牡蠣のショコラショーを長きにわたり提案した、ジャン=ポール・エヴァン。偉大な職人の傍らで経験を積み、よりクラシックで完璧な制作を究めています。塩の花キャラメル入りミルクチョコレートのタブレットやブラックチョコレートに柚子とレモンガナッシュを加えた『ユズ』など、皆様の舌を魅了します。

ジャン=ポール・エヴァン(Jean-Paul Hévin
231 Rue Saint-Honoré – côté cour
75001 Paris
+33 (0)1 55 35 35 96
jeanpaulhevin.com

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パリの最高級ショコラティエが創造性を競う合う時

パトリス・シャポン、カカオ製作所

パリのお菓子屋での訪問販売で自社のチョコレートを販売していた、パトリス・シャポン。2012年には、シェルに自身の『ラボラトリー』を創立。カカオを自ら焙煎するショコラティエとしては大変珍しい店のひとつです。カカオ豆の選出から粉砕、精錬、ペースト状にするまで、パトリス・シャポン本人が、チョコレート製造すべての工程を請け合っています。まさにゼロからの製造、この上なく素晴らしいプラリネボールの『オパール』、スモークソルトやピスタチオのタブレットなどをご堪能ください。糖尿病患者向けに作られた、ココナツシュガーのチョコレートは特別賞に値する逸品です。これらのチョコレートを味わうには、バック通りのショップにお越しください。店内には、驚くほどおいしいムース・オ・ショコラのバーもあります。小さなカップに入ったミントの軽い香りのついたマダガスカル産カカオのムースや、乾燥イチジクと柑橘類のコンフィが入ったエクアドル産カカオのムースをお楽しみください。これほどグルメなパリ滞在はありません。

ショコラ・シャポン(Chocolat Chapon
69 Rue du Bac
75007 Paris
+33 (0)1 42 22 95 98
chocolat-chapon.com