定番イメージを超えるパリ

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定番イメージを超えるパリ

光の都パリから想像するイメージを捨てて、パリ東地区の陽気でクリエイティブな雰囲気を楽しみましょう。

定番イメージを超えるパリ

パリ、右岸:こっそり教える今流行のアドレス

あなたにとってエッフェル塔、シャンゼリゼ、ルーブル美術館などはもう定番の場所。次回のパリ旅行では陽気で庶民的な今流行のパリを見てみたいと思っているに違いありません。真のパリジャン・パリジェンヌになりきる準備はできましたか?セーヌ右岸にあるフォーブール・サン・タントワーヌ通りへ向かいましょう。ルイ14世の時代より、木工職人と家具職人が多い場所として知られるこの界隈は、今でも中庭や隠れたパサージュに村の風貌を残しています。街の喧騒がパリで最も古く活気に満ちたアリーグル市場まであなたを引き寄せます。近くのアリーグル通りに沿って並ぶマルシェも必見です。青果店のスタンドの間をぶらりと散歩しながら、自由奔放な骨董屋、「ベルナール・ボノム」を訪問。続いて、パリに残る最後の穀物・種子店で、スパイスや乾燥ハーブ、懐かしいお菓子などでカバンを一杯にしましょう。ここでは、チャーミングなオーナーおすすめの商品をグラム売りで購入することができます。もちろんアリーグル広場にある昔ながらの屋内市場の素晴らしい木製の骨組み建築を見ずしてこの界隈を離れるわけにはいきません。休憩には、自家製スイーツと焙煎したてのコーヒーを味わえる「カフェ・CC」がおすすめ。店内では、展覧会、コンサート、執筆のワークショップなどが定期的に企画されており、パリ東地区のライフスタイルをよく表現しています。さあ、気合を入れてシャロンヌ通りのショッピングへ出かけましょう。

ラ・グレヌトゥリー・デュ・マルシェ・ダリーグルLa Graineterie du Marché d'Aligre
8 place d'Aligre
75012 Paris
France
電話番号:+33 (0)1 43 43 22 64
https://www.facebook.com/jojo.kawa.ferre/

カフェ・CCCafé CC
6 rue Théophile Roussel
75012 Paris
France
電話番号:+33 (0)9 83 36 48 68
https://www.facebook.com/CafeCC.paris/

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シャロンヌ通りでのショッピングとビストロミー

ファッショニスタが足繁く通う最新トレンドスポット、パリ・エレガンスの殿堂へようこそ。ボヘミアン・シックなスタイルが好きなあなた、クリエーターやデザイナーのショップやガストロノミーなビストロが立ち並ぶ11区の通りでハイテンションになる可能性大です。まず「ギャラリー・ラヴィーニュ・バスティーユ」のデジタルアートやキネティックアートの魅惑的な世界に浸ることからスタート。1986年のパリで、アンディ・ウォーホルの唯一の展覧会が行われたのもこの前衛的な場所でした。

最新トレンドのショップ巡りは「フレンチ・トロッターズ」へと向かいます。厳選されたメンズ&レディース・ファッションのコンセプトストア。店内ではミッシェル・ヴィヴィアンのレザーブーツやバンド・オブ・アウトサイダーズのスパイシーオレンジのベロアパンツなどの誘惑に負けてしまうかも。続いて、そこから少し離れたところにある「セッスン」のちょっとズレた都会的なスタイルにひとめぼれ!デザイナー、エマ・フランソワが、世界を巡る旅からアイディアを得た、洗練されつつもリラックスしたスタイルであなたを虜にします。ワードローブを一新させたら、隣にある職人手作りの照明やアクセサリーを展示するミニギャラリーを訪れましょう。もし、モラルにかなった贈り物をするとしたら?持続可能なショップ「アルテルムンディ」へ。フランスのブランド「エンヴェロップ」のレザーバック、スカンジナビアの厚手の帽子、半貴石をはめ込んだ金の美しいジュエリーコレクションなどからのチョイスに悩むこと間違いなしです。全ての商品にリサイクル素材が使用されており、環境に配慮したブランドを取り扱っています。

シャロンヌ通りにある数々のショップでの宝探しで、お腹がすいたのでは?「セッティエーム」の席を3週間前に事前予約したのは正解。ミシュランガイドの1つ星獲得で差をつける、ベルトラン・グレボー監修のこのレストランは、フランスガストロノミーを再構築するネオ・ビストロ世代の驚異的な創造性の象徴ともいえます。厨房が見えるガラス窓の正面席について、季節のメニューの洗練された料理を眺めれば、自然と食欲も沸いてきます。料理は天然ワインとの相性もぴったり。(節度ある飲酒を心がけましょう)

フレンチ・トロッターズ シャロンヌ店French Trotters-Charonne
30 rue de Charonne
75011 Paris
France
電話番号:+33 (0)1 47 00 84 35
https://www.frenchtrotters.fr/en/

セッスン シャロンヌ店Sessùn-Charonne
34 rue de Charonne
75011 Paris
France
電話番号:+33 (0)1 48 06 55 66
https://en.sessun.com/

アルテルムンディ シャロンヌ店Altermundi Charonne
39 rue de Charonne
75011 Paris
France
電話番号:+33 (0)1 55 28 97 13
https://www.altermundi.com/en/

セッティエームSeptime
80 rue de Charonne
Paris
France
電話番号:+33 (0)1 43 67 38 29
http://www.septime-charonne.fr/en/

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サン・マルタン運河のクリエイティブで気さくな雰囲気

最新トレンドのパリに浸るにはサン・マルタン運河方面へ。クリエイティブなエスプリが溢れるこの地区にはフレンドリーな雰囲気が漂っています。小粋な店構えの奥には素敵なアトリエ兼ショップやミニレストランが。

ヴァルミー河岸の雑貨店「アントワーヌ・エ・リリ」ではカラフルでボヘミアンな世界の旅を楽しめます。ここから少し離れたところにある「メイク・マイ・レモネード」では、あなたのガーリーな一面を開花させてくれるはず。デザイナーのリザ・ガシェのイメージを表現したポップでちょっとズレ感のある店は、遊び心のある洋服への欲望をかき立ててくれます。手芸コーナーでは、革新的なアプリで手作りスカート制作に必要な生地の寸法計算が可能に!レモネード・カフェでは、ソーイング初心者たちの輪に入って抹茶を飲みながら温まりましょう。

次に、ビシャ通りの流行りの店「ソリザ」を発掘。このセレクトショップでは、才能ある職人が作る美しいオブジェを取り扱っています。「メゾン・アベル」の精巧なアクセサリーや、ヨーロッパやインドで作られた「マラッジ」のファッション小物、「アヌカ・セラミック」のナチュラルな陶器や磁器など、お好みの一点物の品を見つけることができます。

さて、シェフの料理を味わうとしたら?サン・マルタン運河の喧騒から離れた場所にひっそりと佇むレストラン兼食料品店「カンティーヌ・ドゥ・コンタン」へ。棚には、テリーヌや手作りジャム、トリュフエキス入りマスタードなどが並びます。レストランでは、コンタン・オフマンが素晴らしい料理を披露。まず、サツマイモ・ビーツ・煎りシード・スワンギのポタージュからスタート。さらにフムスとタコの料理やジャガイモとイベリア産チョリソの料理などが続きます…

アペルティフの時間には、界隈の住人なら誰もが知る魅力的なバー「コントワー・ジェネラル」へ。他にはない雰囲気の中、不動の旅をお約束。フロアを埋める観葉植物と調和したレトロな家具がキャビネ・ドゥ・キュリオジテを彷彿させる雰囲気。プロヴァンス地方を連想させるオークル色の壁や中央に噴水のあるパティオ、北アフリカ・マグレブのインテリアが素敵な階上フロアなどもあります。

アントワーヌ・エ・リリ ヴァルミー河岸店Antoine et Lili-Quai de Valmy)
95 quai de Valmy
75010 Paris
France
電話番号:+33 (0)1 40 37 41 55
https://en.antoineetlili.com/

メイク・マイ・レモネードMake my lemonade
レモネード・カフェLemonade Café
61 quai de Valmy
75010 ParisFrance
電話番号:+33 (0)9 67 42 23 97
https://www.makemylemonade.com/

ソリザSoliza
32 rue Bichat
75010 Paris
France
電話番号:+33 (0)1 40 40 03 76
https://soliza.fr/

ラ・カンティーヌ・ドゥ・コンタンLa cantine de Quentin
52 rue Bichat
75010 Paris
France
電話番号:+33 (0)1 42 02 40 32
http://www.lacantinedequentin.com/

ル・コントワー・ジェネラルLe Comptoir Général
80, quai de Jemmapes
75010 Paris
電話番号:+33 (0)1 44 88 24 48
https://www.airfrance.co.jp/JP/ja/common/travel-guide/le-comptoir-general-exotic-and-activist-bar.htm

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ベルヴィルのコスモポリタンな雰囲気にどっぷりと浸る

食後は、パリで最も国際色豊かな地区のひとつであるベルヴィルの公園の高台で散歩。この丘には何世紀にも渡る歴史があります。メロヴィング王朝下では軽く発泡したワインの製造のためにブドウが栽培され、1814年にはロシアとフランスが対敵した大戦の舞台にもなりました。今日、完全に整備された公園は、都市の喧騒の中にある安らぎの場となっています。滝の噴水、ゆったりできる芝生、この地区でのブドウ栽培の過去を物語る140本のブドウの木に沿って進みながらテラスまで登りましょう。そこには、ここまで来た努力が報われるパリの素晴らしい風景が広がります。

ベルヴィル通りを下りながら、中華系のスーパーやアジア系の小さな食堂を発掘してみましょう。パリの中華街へようこそ。常に入れ替わるグラフティで覆われた壁や店先が並ぶデノワイエ通りに吸い込まれた後は、この界隈のおすすめのカフェ「オー・フォリ」のテラスでミントティーを飲みながら休憩。また、木曜日には月一回のフードマーケットが開催されています。その日に来るチャンスがあれば、マーケットの庶民的な雰囲気を満喫してください。多国籍料理の屋外スタンドがベルヴィル大通りに沿って軒を並べます。グルメな人々と各コミュニティーの名物料理を堪能するチャンス。フランス料理、メキシコ料理、中華料理、マグレブ料理などのバラエティに富んだ料理が並びます。あとは、選ぶのみ。

さて、ベルヴィルから足を延ばしてお隣の19区を一回りしてみましょう。パリを代表する公園のひとつビュット・ショーモン公園へ。緑あふれる巨大な丘には、ピクニックや晴れた日の午後を過ごしにパリ市民が集まります。徒歩20分のところにある、地元のアーバン・カルチャーの宝庫、ル・ソンキャトル(Le 104)を訪れましょう。コンサート、スペクタクル、オーガニックマーケット、ミュゼットのダンスパーティーなど沢山のイベントが開催されています。また各スぺースは、この界隈のダンサー達に無料で貸し出され、ヒップホップ、ヴォーギング、コンテンポラリーダンスなどの練習に使用されています。入念に作り上げられた最新の振り付けに感動するはず。人生の旋風を感じた後には、「ヤヤ・セレクタン」のテーブルに着いて地中海の風味高い旅に出発。厨房では、ハンチオス兄弟が、彼らの愛しいヤヤ(ギリシャ語で「祖母」の意)の料理をアレンジしたメニューを提案。モダンで明るいインテリアの店内で、松のはちみつ風味のオッソ・ブーコに季節のタブレ、イカのグリルとエスプレットを効かせたレモン風味のヒヨコ豆ピューレなどをご堪能ください。光の都パリの定番イメージからは程遠い、パリの多文化な一面を垣間見ることができるでしょう。

オー・フォリAux Folies
8 rue de Belleville
75020 Paris
France
電話番号:+ 33 (0)6 28 55 89 40
www.aux-folies-belleville.fr/
ベルヴィル・フード・マーケットFood Market Belleville
www.lefoodmarket.fr/

ル・ソンキャトルLe 104
5 rue Curial
75019 Paris
France
電話番号:+33 (0)1 53 35 50 00
http://www.104.fr/en/

ヤヤ・セクレタンYaya Secrétan
33 avenue Secrétan
75019 Paris
France
電話番号:+33 (0)1 42 41 12 86