『古い宮殿』という名に相反した、美しい「ヴェッキオ宮殿」

有名史跡
『古い宮殿』という名に相反した、美しい「ヴェッキオ宮殿」

1871年に市庁舎となり、屋外の博物館ともいえる宮殿。高さ94mの塔がシニョリーア広場に7世紀も前からそびえ立っています。

昔は「市会宮殿」と名付けられていましたが、その後メディチ家がピッティ宮殿のためにこの土地を離れた際に « Palazzo Vecchio » (古い宮殿)と命名されました。建築家アルノルフォ・ディ・カンビオ作の塔は、フィレンツェの彫刻家バルトロメオ・アンマナーティ作の 『ネプチューンの噴水』 を見下ろしています。アンマナーティは公共広場に初めて裸体像を設置しようとした人物です。ミケロッツォにより柱廊に変えられた中庭には、ヴェロッキオのブロンズ像のレプリカで飾られた、もうひとつの噴水があります。

2階には「五百人広間」があり、ヴァザーリのフレスコ画や絵画作品、2列に並んだ16世紀の像、ミケランジェロの 『勝利の天才』 やメディチ家のフランチェスコ1世の寓意的な秘密の書斎に目が輝きます。3階には伝説や神話が描かれたフレスコ画で覆われたコジモ1世のアパルトマンやブロンズィーノによって描かれた小さな礼拝堂のあるエレオノーラ・ディ・トレドのアパルトマンがあります。唖然とさせられる場所です。

ヴェッキオ宮殿(Palazzo Vecchio
Piazza della Signoria
50122 Firenze

https://cultura.comune.fi.it/pagina/musei-civici-fiorentini