文化遺産の日 : パリで5か所の施設が特別公開

公開日 

文化遺産の日 : パリで5か所の施設が特別公開

2018年9月15日と16日には、ヨーロッパ文化遺産の日に初めて参加する魅力的な施設がいくつもあります。疲れを知らない探検家の皆さま、素敵な場所を求めて出かけましょう。

文化遺産の日 : パリで5か所の施設が特別公開

旧石炭専用駅のガール・デ・ミーヌでサウンドを追求

パリの北に位置し、廃駅となった石炭専用駅がある場所で、ラ・スタシオン-ガール・デ・ミーヌがパリの賑やかな生活の中心地となり、野外コンサート、 アンダーグラウンドな集会、 そしてジャンルを突き詰めた クィア 文化に着想を得たパーティが開催されています。ヨーロッパ文化遺産の日である2018年9月15日には、無料で斬新なイベントが盛り沢山。アーティスト、音響技師、そして研究者が講演やアトリエ、説明付き視聴会、コンサートを通じて、音に関連する遺産(音楽、伝統歌曲)を皆さまに紹介する予定です。産業の跡地に腰を下ろしながら、子守歌やトランス状態を誘う音楽を研究する民族音楽学者、マドレーヌ・ルクレールの発表へぜひ耳を傾けてください。素晴らしい音楽のひと時をお見逃しなく。

ラ・スタシオン – ガール・デ・ミーヌ(La Station – Gare des Mines)
29 avenue de la porte d'Aubervilliers
75018 Paris
+33 (0)9 73 26 11 47
lastation.paris/
2018年9月15日(土曜)、14時~20時

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文化遺産の日 : パリで5か所の施設が特別公開

ユネスコ本部で現代アート

パリ7区の世界遺産センター

事務局。エッフェル塔の 付近に 位置するこの幻想的な施設で、独特な芸術作品から成るコレクションを鑑賞してください。作品の数だけ世界の芸術の多様性が堪能できるでしょう。建物の内部と外部の両方に設置された傑作たちは、数々の加盟国により提供されたもの。パブロ・ピカソ作の 『イカロスの墜落』(大壁画、90 m
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)を眺めるまたとない機会です。斬新な順路を進むと、著名な芸術家による絵画や彫刻を多数鑑賞することができます。ジョアン・ミロ、エロ、アレクサンダー・カルダー、イサム・ノグチなどによる500点以上の芸術作品をご覧ください。現代アートの世界に漬かった後には、パリで最も美しい日本園で、物思いにふけながら散歩を続けましょう。

世界遺産センター(Maison de l'UNESCO)
7 place de Fontenoy
75007 Paris
www.unesco.org/new/fr/unesco/about-us/where-we-are/visit-us/
2018年9月15日(土曜)および16日(日曜)、10時~18時

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文化遺産の日 : パリで5か所の施設が特別公開

聖バルブ図書館の歴史を知ろう

カルチェ・ラタンの中心へと足を運び、大学間共通図書館に改築された旧聖バルブ学院を見学してみましょう。この施設が建設されたのは1460年。まず最初に目を奪うのは、19世紀に再建され、

パリの歴史的建造物にも指定されている建物の装飾的な建築でしょう。この学院では、世界の歴史に名を遺した偉大な人物たちも勉学に励んできました。政治家ジャン・ジョレスも卒業生の名簿に名を連ねています。美術室は丸天井に広く金属が使われ、よく見ると繊細な技巧でテコラッタの浅浮き彫りが施されており、学院の過去が物語られています。見学を終える頃には思い出で胸が一杯になっているはずです。

聖バルブ図書館(Bibliothèque Sainte-Barbe)
4 rue Valette
75005 Paris
+3(0)1 56 81 76 00
www.bsb.univ-paris3.fr/

9月15日(土曜)、10時~18時

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文化遺産の日 : パリで5か所の施設が特別公開

ムフタール劇場の顔、人形劇芸術

カルチェ・ラタンから離れず、フランスでも異色な施設であるムフタール劇場の方向へ進んでみましょう。ここではあらゆる現代形式の人形劇芸術が重要視され、それが芝居、文筆、造形芸術、またはダンスであるかも問われません。ヨーロッパ文化遺産の日にはクリスチャン・ラジュマールが監督を務めたドキュメンタリー 『コレクション・アフリカ』 の上映会に無料で参加することができます。同監督がドキュメンタリーの中で探求したのは、アフリカ芸術における操り人形と小像。彼のおかげでオブジェのもつシンボル的な意味が理解できるはず。楽しい文化学習になることでしょう。

ムフタール劇場 – 人形劇芸術劇場
73 rue Mouffetard
75005 Paris
+33 (0)1 84 79 44 44
lemouffetard.com/

9月15日(土曜)、18時

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文化遺産の日 : パリで5か所の施設が特別公開

ヴァレフスカ館で皇帝に親しもう

パリの西に位置するブローニュ=ビヤンクールの最もシックな界隈で、ナポレオンの歴史に触れてみませんか。モンモラシー通り7番地まで行けば、古代ローマに形式のインスピレーションを求めた総裁政府様式のエレガントな邸宅を訪ねることができます。この見事な豪邸はフランスの記念建築物の目録に登録され、かつてはナポレオン1世の愛人で

「ポーランドの妻」という異名をもつマリア・ヴァレフスカが住んでいた場所。荘厳なモールディングや壁画を見れば直ちに魅了されてしまうでしょう。彫刻入りの円柱が並ぶ広い応接室に入れば、まるでそこに皇帝がいるかのよう。ナポレオンは「愛の巣」と呼ぶほど、パリの喧騒から離れたこの優美な建物で散歩することを好んでいました。外に出たら、美しい庭園でロマンチックな散歩を堪能してください。
パリ で過ごすヨーロッパ文化遺産の日が忘れられない思い出になるはずです。

ヴァレフスカ館(Maison Walewska)
7 rue de Montmorency
92100 Boulogne-Billancourt
9月15日(土曜)、11時~12時、15時~16時