壮大な美しさ、「サン・ロレンツォ聖堂」

建造物遺産
壮大な美しさ、「サン・ロレンツォ聖堂」

観光客が多い市場の喧騒から逃れるため、模範的な幾何学の身廊やケルビム(智天使)が刻まれた帯状装飾が施された聖具納室の静寂さの中へ避難しましょう。

1425年にメディチ家の要請により、ブルネレスキはいつものように平衡と調和に気を配りながらこの聖堂を建造しました。彼の死後、ミケランジェロがファサードを考案しましたが、その構想は出資者であるローマ教皇レオ10世に高価すぎると判断されてしまいます。大理石でできた美しい装飾の中心には、キリストやバプテスマのヨハネの生涯、復活を語る浮き彫り、ブロンズ細工を施された2台の説教壇、彫刻を施された帯状装飾で飾られた聖具納室はがあります。これらは修道院の地下聖堂のコジモ1世の横に埋葬されている、偉大な彫刻家ドナテッロの最後の作品群です。

ロッソ・フィオレンティーノ作 『聖母マリアの結婚』ブロンズィーノ作『聖ラウレンティウスの殉教』、レオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれた石棺など...サン・ロレンツォ聖堂には多くの傑作や秘密が隠されています。メディチ家によって追放されたミケランジェロを聖具納室にかくまったのもこの聖堂です。1975年にはシスティーナ礼拝堂の天井に木炭画の素描が見つかっています。

サン・ロレンツォ聖堂Basilique de San Lorenzo
Piazza di San Lorenzo, 9
50123 Firenze

電話番号 : +39 055 216 634