ボルドーのワイン街道へ

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ボルドーのワイン街道へ

ボルドーには、複数のワイン街道が存在します。メドック、サンテミリオン、ソーテルヌといった名高いアペラシオンを通じて、ワインのメッカであるジロンド県の誇る文化遺産と伝統を知ることができるでしょう。

観光客に大人気のボルドーは、フランスのワインツーリズムで第一位を誇ります。北から南へ向かって、メドックで有名なシャトー街道、ブライとブールを擁するコトー街道、かのサンテミリオンで知られるパトリモワーヌ街道、バスティード街道、そしてグラーブ街道という5つのラベル認定ワイン街道を有します。そして、これらの街道が交錯する地点に、地方のワイン発祥地であるボルドーの街があります。
それぞれのワイン街道には、ボルドーのツーリストインフォメーションが設置したさまざまなコースが設けられています。偉大なるグランクリュをテイスティングし、地方の名産物を味わい、情熱をかけてワインづくりに取り組む人々に実際に出会ってみませんか?貴重な地方ワインの伝統についての話を聞くことができる絶好の機会です。

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シャトー街道から巡るメドック

シャトー街道は、ジロンドの河口からポアント・ド・グラーブまで、ジロンド川の左岸に沿って進みます。南北60㎞のこのルートには、主に赤ワインの産地が集まり、なかには世界中で知られたシャトー・ラトゥール、シャトー・マルゴー、ムートン・ロートシルドといった夢のグランクリュが含まれます。シャトーということばは、もともとワインドメーヌを指すものですが、地方にはシャトーとは名乗らない優れたドメーヌも数多くあり、文字通りワイン王国だといえるでしょう。とりわけポーヤック地方において、これらのメゾンを訪ねることができます。

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コトー街道から巡るブライとブール

コトー街道は、ジロンド川の右岸、ブライ(コート・ド・ブライ アペラシオン)とブルジョワ(コート・ド・ブール アペラシオン)を通り抜けています。道中には、小さな村々やローマ期の教会(バイヨン)が見られます。起伏豊かな景観と考古学的サイトが点在し、ガロロマン期の住居遺跡を目にすることができます。どっしりとした赤ワインで知られている地方ですが、フルーティーな白も産出されています。ブライを訪れた際には、17世紀に ヴォーバンが設計し、ユネスコ世界遺産に登録されている城塞にもぜひ立ち寄ってください。

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パトリモワーヌ街道からめぐるサンテミリオン

ワインに精通していなくとも、多くの人がサンテミリオンの名を耳にしたことがあるでしょう。ボルドーから1時間の距離にあるこの中世の街は、ユネスコ世界遺産に登録されています。丘陵の上部に位置するサンテミリオンには、石畳の傾斜した小道がはり巡らされ、11-12世紀の 建造物が残されています。今日、地底にはワイン醸造セラーが設置されています。 ジロンドで唯一昔のまま残されたローマ期のドンジョン、ル・ロワ塔からは、渓谷のワイン園の眺めを堪能し、ポメロルやフロンザックといったコミューンを見渡すことができます。

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グラーブ街道から巡るグラーブとソーテルヌ

グラーブ街道は、ボルドー南方へと向かい、ランド地方の森の境界に達します。この地方では、赤だけではなく、辛口の白や、貴腐ワインのソーテルヌがつくられ、最も豊かなバリエーションのワインを産出しています。鹿のもも肉、舌平目のモリーユ茸仕立てといった南西地方の名物料理と一緒に味わいたいものです。ジロンドで初めてぶどう苗が植えられたのも、実にこの地でした。「この地がボルドーワインの生誕地だ」というセリフを小耳にはさんだら、それは本当の話です!

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バスティード街道から巡るアントル・ドゥ―・メール

ドルドーニュとジロンドの間を走るバスティード街道には、修道院やローマ期の教会、バスティード、城塞都市が点在します。時間をさかのぼる光景が次々と繰り広げられます。モンテーニュやフランソワ・モーリャックといった知識人が、この地を謳い上げています。「ジロンドのトスカーナ」とも呼ばれるこの地方は、美しい光景と穏やかな暮らしで知られます。モーリャックの住まいであったシャトー・マラガールは、今日、フランソワ・モーリャック記念館となり、作家の全作品が取り扱われています。